貸事務所をリフォーム
賃貸事務所はレンタルオフィスとは違い、リフォーム工事が認められている場合が多いです。貸事務所を利用して、ある程度の月日が経過すると、内装を少しアレンジしたいと感じるものです。もう少し応接室を広くしたい、キッチンの高さを自分の背丈に合わせてカスタマイズを施したい、老朽化したトイレを最新型に変更したい等、色々な希望がわきあがります。
貸事務所をリフォームするにあたり、知っておきたいのが現状回復の事です。契約が終わった際、利用者は現状回復をオーナーから求められます。大規模に内装を変更したり、入居した当初にはなかった設備を追加したり、間取りを大幅にカスタマイズをすると、それらを入居当初の状態まで戻すように求められるのです。工事費用の負担を求められる可能性も高いです。
ただ、元々カスタマイズが認められている物件でオーナーの方に事前に許可を得ておけば、費用を請求されたりトラブルになる事はありません。特に老朽化した設備を新型に取り換えたり、より広く便利にするグレードアップ型のカスタマイズなら反対に感謝されるほどです。
貸事務所の料金が決まる要素
貸事務所の料金が決まる要素はいくつかありますが、逆に言えばそのいくつかだけで決まるとも言えます。具体的には、立地・広さ・設備・築年数の4つが大きな要素になります。
例えば他の3つの要素がほとんど一緒でも、その建物が面している場所によってだけでも貸事務所の賃貸価格が大きく変わる場合があります。特にその差が顕著なのが立地で、大通りに面しているとかビジネス街にあるといった所と全くそういった場所ではないところでは明らかに価格が違ってきます。その他のものも同じようなものですが、この価格変動要素を知っていれば、よりポイントを絞って上手に貸事務所を借りることが出来ます。仮に立地にはこだわらず設備重視だったとすると、より人気のない場所を重点的に探せば割安な物件を見つけることが出来るでしょう。またわりと新しい物件を希望している場合も、昔からある場所ではなくて新興の地域を探してみるといった事でも貸事務所は見つけやすくなります。
